久しぶりに研究生Hが、スタジオにやってきました。
私「H、今日は何やる?」
H「羊毛以外の素材を使って、紡いでみたい」
私「そっか、んじゃ、やってみて」
H「でも、何をどの位混ぜればいいですか?」
私「ん〜、分からないなぁ。とりあえず好きにやってみな。」
H「えぇ?」
こんなやり取りのあと、私は黙って自分のやりかけの機織りをしていました。
ほとんどHの方も見ずに(笑)
Hは、黙々とバッツを作っていました。
しばらくして
「どかね?」と作業をしている方を見ると、
「やっぱり、羊毛を入れないと、堅い感じになってしまうんで。」
と言いながら、テーブルの上に2種類のバッツが出来上がっていました。
よしよし。
なかなかやるじゃないか。
Hのセンスは、私は好きです。
時々、妬けるような糸を紡ぎます。
でも、自分では、そのことに気付いていないようです。
とりあえず、いくつかのヒントは落としておきました(分かったかな?)
気がないように、知らん顔して放っておく。
深い谷に、我が子を突き落とす親ライオン。
って、
そんな話、なかったっけ???(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿