先日のことですが、海苔巻きを作りました。
私が作れる海苔巻きは、のり1枚の大きさで作る「中太巻き」
切った断面が「の」になるように、くるくると巻き込んでいくので、閉じた端がひらくことはありませんが、それでも、巻いた端からご飯が飛び出したりする、不恰好なのり巻きです。
お寿司屋さんで出てくるような、細巻きは未だに作れません。
小学6年生の頃、母の弟が結婚しました。
お相手は、当時18歳くらいの素敵なお姉さん(私から見てです)
しかも、お寿司屋さんの娘さん!
当時、お寿司は、特別な日のご馳走でしたから、お寿司大好きな私は、「お寿司屋さんと親戚=お寿司食べ放題!」だと、大喜びしたのです。
それからは、お寿司食べ放題にはなりませんでしたが、時々お土産に持ってきてくれる握り寿司の他に、お正月、運動会、お花見と、行事があるごとに、お姉さんが巻いてくれた「お寿司屋さん仕様」の細巻きが届くようになり、私たちもそれを楽しみにしていました。
母の巻いてくれた海苔巻きも好きでしたが、やっぱりお寿司屋さん仕込みの本物の海苔巻きは特別でした。
そんなことを考えながら、いつものように海苔巻きを作っている最中、はっと思ったのです。
今の子供たちにとって、のり巻きは「スーパーで買う、あるいは回転寿司で食べるもの」ではないか?と。
実際に、私も、細巻きはうまく作れませんから。
だとしたら、叔母の存在は、もはや「絶滅危惧種」ではなかろうか???と。(笑)
これは、絶滅させたらダメです。
叔母が元気なうちに、習いに行かなければ!
自分のまわりの「絶滅危惧種」。
探せばもっとでてきそうです。(笑)
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