2011年9月19日月曜日

重ねて染めた

先日のレインボー染めが、全然ダメな感じだったので,もう一度染めてみることにしました。


コレが前回染めたもの。
ちょっと色が単純で深みがありませんでしたから,今回はもっといろいろな感じを狙います。













染液は前回よりはちょっと濃いめ。
鍋の中に注ぐ位置も、計算せずにちょっと細かなブロックにしました。
写真には撮らなかったけど,汚い感じか。(笑)
あまりたくさんの位置に注ぐと、全部が混ざって「黒く」なってしまうのですが、それに近かったかも。
でも、あえてソレを狙っています。

さて,結果はどうなったか?


はい、こちらが答えです。
ん〜。色の深みは出ました。
けれど、狙っていた「赤系」が少なかった。
ただ、少ないけど出た「赤」は、いい感じの色でしたので、次回はもっとコレが欲しいな。
グリーン系もいい感じ。
満足度は70点。でも合格としましょう(なんて低いレベルなんだ笑)

物干竿にかけて水を切る間に、今度はプーニーを染めてみました。

これはレインボーの気分ではなかったので、「赤・青・黄」の3色の染料を全部入れて、予め色を作っておきました。
狙った色は「栗色」!
各色の配分は、適当。2度と同じ色は作れませんです。(笑)

プーニーは綿なので、羊毛よりも染まり方が緩いと思いましたので、ちょっと濃い染液にしました。

鍋に入れて加熱したのですが、思った通り、羊毛に比べて染料の吸い込まれ方が遅い。
そこで、急遽、ネップ投入。

鍋を傾けて、余ってる染液をネップの方へいかせて、染料を吸わせました。
すると、プーニーよりも赤が強く染まっています。

プーニーだけでは余っていた染料は、見る見るうちにネップに浸透して、水も透明になっていきます。
動物性素材と植物性素材の違い。
この現象は面白かった。

そして、ざるにあけたところがこちらの写真。

左上の枝豆のカラみたいなのがプーニー。
絞っていいのか分かりませんが、とりあえずフェルト化することはないからイイか?。です。
そして、右側がネップ。

混ぜた染料の赤が、ほとんどネップに行ってしまった感じ。
なんかね、どうしてでしょう?
そう考えると、ヘアカラーも「赤」が強い色って,すぐに落ちるよね。
ソレと同じことなのかな???

ほら、この写真だとよくわかると思いますが、「緑」が強いですね。

で、この染め作業は、狙ったところからは外れたので、「失敗」ですが、ネップの色とプーニーの緑が、コレはコレで好きな色に出たのはラッキーでした。

「失敗の成功なのだ〜!」

と、バカボンのパパ風で終了〜!





2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

研修生Hです。
プーニーがスゲーいい色に見えます。
分けてもらったやつ、染めてみます。
自分、不器用ですが。

citron_studio さんのコメント...

コメント、ありがと。
染液は、濃いめのようがイイみたい。
で、焦げ付かせないように気をつけて熱してみて。
フェルト化の心配はないけど、こげるかも。(笑)
では、次回の実験報告、楽しみにしています。